【仕事】基準をきついところにおく
何と比べるかで感情は大きく変わる
自分は幸せなのかや今の仕事はやりがいがあるかなどを考える時に、人は無意識的になにかと比べて判断しています。
前者で言えば、大金持ちで美人な奥さんを持ち幸せな家庭を築いている人と比べたら自分は不幸だと思うかもしれませんが、
明日を生きていけるかも分からないような貧困国の子供達と比べたら自分はなんと恵まれていて幸せなんだろう!と思います。
このように、何と比較するかで人の感情は大きく変わるものです。
きつい状況と比べたらなんてことなく感じる
このことを踏まえた上で私がお勧めしたいのは、常に基準をきついところに置いておくということです。
例えば、今日は20時まで残業しなければならないという事態に直面したとします。その時に、「定時だと18時に帰って家でのんびりできるのになあ」と考えると、その残業は苦痛のものになります。
一方で、「この前の忙しい時期は22じまで残るのが当たり前だった。しかも別部署のあいつは毎日23時までやっている。それと比べればなんてことない」と思ってやれば前向きに取り組むことができます。
このように、比較対象を低いところに置いておけばきつさを感じなくなり、良い方向に解釈できます。
期待と現実のギャップが感情を決める
このことは、期待と現実のギャップが人の感情を決めるということもできます。
はなから高いところに期待を置いていた場合には現実がそれを下回ることが多いために不快になってしまいます。
一方で、最初から期待を低いところに置いていた場合にはそれを現実が上回ることが多いため、快になります。
どうせなら、快の状態で過ごした方がいいのは当然です。その為の選択はあなた自身ができるものなのです!
おすすめは、当初は特定の形の期待は持たずに、起きた事象に対して低めの基準と比べることです。